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低用量ピルの種類と効果とは

笑顔の女性

低用量ピルには様々な種類があります。
ピルには本来2種類のホルモンが含まれています。
卵胞ホルモンと黄体ホルモンです。
どのピルにも「エチニルエストラジオール」という卵胞ホルモンが含まれていますが、ピルによって化学構造の異なる4種類の黄体ホルモンが含まれています。
この黄体ホルモンの違いにより低用量ピルは第1世代~第3世代にわけることができます。

また、低用量ピルは世代とは別に服用する錠剤のホルモンの配合量によって1相性から3相性に分けることができます。
ホルモンの配合量がすべて同じのものを1相性、飲む時期によってホルモンの配合量が3段階になっているものを3相性というように区分されています。

ピルの効果は排卵を抑えることにあります。
女性は毎月ひとつずつ、卵巣から子宮に排卵します。
その排卵を抑えることにより、性行為を行っても、精子が体内にはいってきても受精することがないため、ほぼ100%の避妊効果が得られます。

低用量ピルの効果は避妊だけではありません。
排卵を抑えることにより、生理周期が安定したり生理が軽くなります。
女性のなかには、生理痛だけではなく生理前のイライラや吐き気などを感じる人がいます。
これらの症状は月経前症候群PMSと呼ばれていますが、低用量ピルはPMSにも効果があります。
また最近の研究によると、低用量ピルを飲み続けることによって子宮体がん、卵巣がんにかかりにくくなるというデータがでてきています。

女性にとって悩みのひとつである生理痛やPMSが解消されるだけでなく、女性特有のがんにもかかりにくくなると良いことずくめに感じられる低用量ピルですが、副作用もあります。
副作用のひとつとして血栓症があげられます。
低用量ピルの服用により血管のなかに血のかたまりができ、頭痛などを引き起こすことがまれにあります。
ただ、医師の処方でピルを服用している場合、6カ月に1回は血液検査により血のかたまりやすさを調べているため、そのリスクは低いといえます。

低用量ピルを飲み忘れた場合の対処法

女性にとっていいことずくめに感じられる低用量ピルですが、服用する上で守らなければならないルールがあります。
それは、「毎日決まった時間に服用する」ということです。
忙しい毎日を過ごす女性たちにとって、このルールを守ることは大変難しくなります。
飲み忘れを防ぐために毎日決まった時間にアラームがなる様にしている人もいます。
それでもつい、飲み忘れてしまうものです。

では、飲み忘れてしまったときはどの様な対処をすれば良いのでしょうか。
飲み忘れをおこすと、ピルの効果はなくなってしまうのでしょうか。
低用量ピルを飲み忘れてしまった場合の対処方法は、飲み忘れてから気づくまでの経過時間によって異なります。

例えば、毎日お昼の12時に会社でピルを飲んでいる女性がいるとします。
その女性がお昼にピルを飲み忘れてしまったことを夜帰宅してから思い出したとします。
その飲み忘れに気づいたのがまだ夜中の12時を超えていなければその場ですぐ、今日のお昼の分のピルを飲みましょう。
そして、つぎの日はいつものとおりお昼12時にピルを飲んでください。
つまり、飲み忘れの経過時間が12時間以内の場合はその場ですぐ飲むことによって問題なく効果を得ることができます。
避妊効果も問題ありません。

しかし、飲み忘れてからの経過時間が12時間以上たってから飲み忘れに気づいた場合、避妊効果が得られないことがあります。
飲み忘れたピルを服用したうえでコンドームなどの他の避妊方法も併用することをお勧めします。
また、シートのどのタイミングで飲み忘れたかによって効果が得られないことがあります。
ピルの避妊効果は7日間連続で飲むことによって得られるといわれています。
そのため、シートの1週目で飲み忘れてしまった場合は7日間連続で服用するまではピル以外の避妊方法を併用したほうが安全といえます。